こんにちは!学生スタッフの佐藤です。
水辺の映像祭授賞式の季節が近づいてまいりました。
今年はどんな作品が受賞するのでしょうか。
とても楽しみです。
今回は過去の受賞作品の紹介です。
私が映像、コンセプト共に美しいと感じた作品を紹介します。
それは「not over」という作品です。
「not over」
制作:太陽企画(株)早井亨
作品時間: 1分35秒
作品コメント:
いかにCGで美しく広大な自然を表現出来るかという事にこだわった作品です。
1人黙々と大自然の中を突き進む巨大生物。
その正体は? その目的は?
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知らぬ間に競争させられ、優劣をつけられる現代社会において
どう考え、どう生きるのか。
この映像にはそんなメッセージが含まれているのだと感じました。
最後に表示される「not over , till it's over」は、
翻訳すると「終わるまで、終わらない」となります。
望まない競争に負けたからといって
何かが終わるわけではありません。
この作品の示す「終わり」が来るまで
巨大生物は歩き続けるでしょう。
同様に私達も、誰かの作った「終わり」ではない
私達の「終わり」が来るまで歩き続けねばなりません。
not over , till it's over
この映像は、競争社会に生きる我々に向けたエールなのかもしれません。
学生スタッフ 佐藤